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SNSの評判管理

最終更新日:2024年6月6日 執筆:SEOコンサルタント 鈴木将司

SNSが企業のオンライン評判に与える影響は計り知れません。ユーザーの声が瞬時に広がる現代において、適切な評判管理は必須です。X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどの主要SNSでのオンライン評判管理には、定期的な投稿やモニタリング、迅速な対応など、いくつかの重要なポイントがあります。

オンライン評判管理の注意点

SNSも特にオンライン評判管理が重要な領域です。SNS上ではユーザーが自由に意見を表現し、その情報が瞬時に広まるため、適切な管理が必要です。主要なSNSであるX(旧Twitter)、Facebook、Instagram等でのオンライン評判管理には次の点に注意すべきです。

(1)定期的な投稿
(2)モニタリング
(3)迅速な対応
(4)透明性の確保
(5)ネガティブな投稿への適切な対応

(1)定期的な投稿

定期的に投稿を行い、フォロワーとのコミュニケーションを保つことが重要です。これにより、企業の最新情報を共有し、フォロワーとの関係を強化できます。

(2)モニタリング

自社の名前や製品に関連する言及を常に監視します。特定のキーワードをトラッキング(追跡)するツールを使用することで、効率的に行うことができます。また、不適切なコメントや投稿があった場合には迅速に対応しましょう。

(3)迅速な対応

SNS上での問題は、放置するとすぐに拡大する可能性があります。そのため、問題が発生した場合には迅速に対応することが必要です。具体的には、不適切な投稿に対する削除要請、誤った情報の訂正依頼、クレームに対する対応依頼などがあります。

(4)透明性の確保

企業の意見や行動は透明であることが求められます。特に、問題が発生した場合にはその事実を認め、対策を明らかにすることが重要です。隠蔽しようとすると、信頼を大きく損なうことになります。

(5)ネガティブな投稿への適切な対応

ネガティブな投稿に対しては、反論をすると敵対的だと思われる恐れがあるので冷静に対応しなくてはなりません。批判に対しては感謝の意を示し、問題解決に向けて何をしているのかを示すべきです。これにより、ネガティブな印象を最小限に抑えるとともに、投稿者とはこれをきっかけに深い信頼関係を築くことが目指せます。

《新商品への不満を伝えるツイート例》

また、企業がSNSの運営を躊躇する理由として「炎上」を恐れるというものがあります。
「炎上」とは、企業がコンテンツを投稿したことにより、何らかの論争や批判的な意見がSNS上で広まり、大量のネガティブな反応や批判が集まる現象を指します。企業がSNSで炎上する典型的なケースとしては、次のようなものがあります。

企業がSNSで炎上する典型的なケース

(1)企業の不適切な発言や行為

企業の公式アカウントから不適切な発言があった場合や、企業の商品・サービスに問題があった場合、その対応に問題があった場合に炎上が起きることがあります。

(2)社員の不適切な発言や行為

社員個人の不適切な発言や行為が明らかになり、その企業が社員を教育、管理できていないという理由で炎上するケースがあります。

(3)誤解や偽情報に基づく炎上

事実を誤解したり、偽情報に基づく批判が拡散されることで炎上するケースもあります。これは、情報が正確であるかどうかを確認せずに拡散するという、SNS特有の情報流通の特性によるものです。

SNSの炎上は、企業のブランドイメージや評価を著しく下げる可能性があります。特に現代では、消費者が企業や商品を選ぶ際にSNS上の情報を重視する傾向があるため、SNSの炎上は直接的にビジネスへの影響を及ぼす可能性があります。

SNSでの炎上を未然に防止するためには、事前に予防策を考えておくことが非常に重要です。炎上を防ぐための防止策には次のようなものがあります。

炎上を防ぐための防止策

(1)SNS運用ガイドラインの策定

社内外でのコミュニケーションについて明確なガイドラインを設けることで、問題の発生を未然に防げます。特に社員個人のSNSの利用についてもルールを定め、個々の発言が企業の評価に影響を及ぼす可能性について認識を共有しましょう。

(2)透明性の確保

企業の行動や意思決定は透明性を保つことが重要です。特に問題が発生した場合には、その事実を認め、どのように対応するのかを公表することが求められます。

(3)定期的なモニタリング

SNS上での自社や商品・サービスについての話題を定期的にモニタリングしましょう。これにより、問題が発生した際に速やかに対応しやすくなります。

(4)誤解を招かない表現

発言や投稿においては、二重の意味を持つ表現や誤解を招く可能性のある表現を避けしましょう。また、特定の個人や団体を不必要に批判するような発言も避けるべきです。特に今日の日本では企業に少しでも落ち度があると集中的に糾弾する人々が増えています。揚げ足を取られないような慎重な表現が必要です。

(5)リスク対策の計画立案

炎上が発生した場合に備えて、対応のプロセスや責任者を明確にしましょう。問題が発生した際に迅速かつ適切に対応することで、ダメージを最小限に抑えることができます。

(6)誠実な対応

顧客からのクレームや要望に対しては、誠実に対応しましょう。顧客とのコミュニケーションを通じて、問題を解決し、信頼関係を維持、強化しようとする姿勢が必要です。

これらの防止策は、日々のコミュニケーションの中で徹底することが重要です。また、これらの対策が万全だとしても炎上をゼロにすることは困難です。そのため万一の時のために炎上対策も事前に練っておくことが重要です。

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